空き巣の主な手口と対策について

2025年1月17日

空き巣の主な手口と対策について

主な侵入窃盗手口は空き巣

警察庁発表の「令和5年の侵入盗の手口認知件数」によると空き巣が割合の多くを占めています。

主な侵入手口

無締り

一番多いのは無締りの扉からの侵入です。様々な防犯対策をしていても、無締りだと侵入されます。必ず施錠しましょう。

ガラス破り

窓ガラスを破壊し、そこから手を入れ解錠する手口も多いです。
窓の錠前部分をドライバーなどでこじ開ける「こじ破り」やハンマーなどで叩き割る「打ち破り」などあります。

錠のこじ破り

ドアと壁の隙間に工具などを押し込み、ドア錠を破壊する手口。

ピッキング

玄関のカギ穴に特殊な工具を入れて鍵を開錠する手口。合い鍵を使わず、扉を壊すこともなく、侵入されます。

狙われやすい時間帯

留守の時間帯が多い

主な空き巣の発生時間は、朝8時から夕方18時の間に発生しています。                                その中でも、警察庁発表の資料によると、空き巣被害は午前中の10〜12時に多く発生しています。                  夜間や早朝は家に人がおり空き巣の犯行は難しいので、仕事や学校で留守にしている時間帯は、人に見つかりにくいため犯行が多いです。

主な空き巣対策

戸締りをする

空き巣の侵入手段として多いのが鍵がかかっていない無施錠からの侵入

戸締りは日常で必ず行うと思いますが、「うっかり鍵を閉め忘れた」ということも多いと思います。
ゴミ出しなどの少しの間家を離れる時でも戸締りは必ず確認をして忘れないようにしましょう。
また、閉め忘れが心配な場合はオートロック機能のついている補助錠などの鍵を利用するのがおすすめです。
オートロックにすれば、閉め忘れや不正解錠を防ぐことができます。

身の回りにある物も侵入防止対策

侵入の際に利用されそうな身の回りの道具を置かない

建物の周囲に侵入する際に利用されてしまうような品を置かないことも対策の一つです。
ハシゴ、脚立などは侵入に利用される可能性が高いので注意しましょう。

「在宅」をアピール

空き巣のターゲットとなるタイミングは「不在」のタイミング

在宅していることをアピールすることが大きな空き巣対策になることがあります。
郵便物などがポストに溜まっていると「不在の可能性が高い」と思われターゲットとなる可能性が高くなります。
こまめにポスト確認するなどして身の回りを整理整頓することを心掛けることが大切です。
また、昼間でも電気をつけるなどして屋内を明るい状況にすることが、在宅アピールになるので大きな空き巣対策になります。

インターフォンの注意点

留守確認のためにインターフォンを鳴らす空き巣犯

空き巣犯は留守かどうかの確認をするためインターフォンを鳴らすこともあります。
居留守を使うと不在だと思われ侵入される可能性が高くなるので注意です。
インターフォンが鳴った際はいきなりドアを開けずに、「結構です」など適当なことを言って断ることが大切です。
女性の場合は、一人暮らしであっても「家族の者がいないのでわかりません」などが断る言葉として良いです。

防犯カメラの設置

防犯カメラが犯人へのプレッシャーに

防犯カメラも大事な対策の一つです。防犯カメラが設置されているだけで、空き巣にとって大きなプレッシャーになります。
空き巣は下見をする場合が多いです。その際に目立つところに防犯カメラがあると侵入を諦める可能性が高くなります。
また、侵入された場合にも証拠映像として残るので、犯人確保の大きな材料になります。

補助錠(電子錠)の設置

空き巣犯の侵入を妨げる効果のある補助錠(電子錠)

ドアセキュリティ強化としておすすめなのが補助錠の設置です。補助錠とは元々ある主錠とは別で設置する2つ目の錠のことです。
ドアに2つ以上の錠がついていると、空き巣犯は侵入を嫌がったり侵入に時間を要するなどの効果があります。
空き巣・泥棒は、侵入に5分以上かかると約70%があきらめて、侵入に10分以上かかると90%があきらめる』という統計データが出ています。そのため、補助錠で鍵を増やして侵入に時間をかけさせることで、侵入盗があきらめる可能性を高める効果が期待できます。
補助錠には電子錠と呼ばれる乾電池で動作する商品があります。解錠方法は暗証番号、カード、リモコンなど様々です。
配線などの電気工事も不要ですので簡単に設置できます。

補助錠(電子錠)の特徴

自動で鍵が閉まる(オートロック)

主な侵入手口としてもある無締まり。それを解決するのが自動で鍵が閉まる機能(オートロック機能)です。
電子錠にはオートロック機能が備わっているので鍵の閉め忘れの心配がありません。
小さなお子さまやご高齢の方がいるご家族などでも安心です。

鍵の紛失リスク軽減

解錠方法として暗証番号式があります。鍵を持ち歩く必要がありませんので鍵を紛失するリスクが抑えられます。
万が一パスワード忘れた場合でも非常キーなどで解錠できるので安心です。

デジタルロック(電子錠)シリーズの紹介

弊社、デジタルドアロックシリーズは、電池式の電子錠となり、既存の扉に対して低コストでオートロックシステムを導入できます。「鍵のかけ忘れ防止」・「カードや暗証番号による解錠」・「入室制限対策」などを目的に様々な現場でご採用いただいております。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。